バブル崩壊後、日本全体が不況の影響を受け、景気が良かった商売もダメになり、会社員の給料も減らされ、自営業は軒並み倒産するという事態を招きました。その一方で、人々は柔軟に対処し、節約する方法をうまく見つけ出したのです。例えば生活費の中でも光熱費、特に夏場と冬場の電気代はバカになりません。そこで、太陽光を使って電気代を節約しようとする人も出てきたわけです。
俗に言う太陽光発電です。太陽光発電は日本がまだ景気が良かった頃からあったのですが、不況になってからは特に注目され始めたのです。それと同時に地球温暖化などの環境問題についても良い影響を与えるということで、国としても1994年から補助金を出すようになったのです。このように注目を浴びる太陽光ですが、現在でも電気代の節約のために設置をする人は後を絶ちません。
では、太陽光発電で電気代を節約するにはどうしたらいいでしょうか。まず、太陽が出ているのは昼間だけですので、昼間は発電した電力を使い、夜には昼間発電した電気を使うという方法があります。ただ、そのためには家庭用畜電機が必要で、これがないと結局夜間は電力会社が供給する電気を使わなくてはならないのです。(家庭用畜電機は安いものであれば50万円ぐらいで購入することが可能になりますが、それなりの容量を備えたものになると500万円から800万円ぐらいはかかります)。
さらに、使わない電気は売電ができますので、その分を売却することにすれば、電気代を0円にすることも夢ではありません。