フロアコーティングという言葉は最近よく聞かれるようになりました。その理由は、フローリングの住宅が増えているからです。昔に家と比較するとその違いがよくわかります。昔の家は、フローリングが少なく、多くの部屋は和室だったのです。
実際に築30年以上前の中古住宅の間取りを見ると一目瞭然です。例えば4Dkのうち、3部屋が和室の場合や、4部屋すべて和室ということも考えられます。これに対して、最近の新築住宅についてはどうでしょうか。特に建売住宅では、和室があったとしても2部屋で、ほとんどの建売住宅は1部屋しか和室がないのです。
さらに全く和室がない住宅も多く、畳替えの手間が省ける反面、フローリングの手入れをしなければなりません。では、フロアコーティングをする場合にはどのタイミングで行うべきでしょうか。フロアコーティングの役割は、床の見た目をきれいにすると同時に、その床を傷から保護する役割もあるのです。つまり、10年ぐらい何もせずに傷がついた後、コーティングをするというのであれば、タイミングがおかしいわけです(もちろんどのタイミングでするのも自由ですが)。
普通は、新築のまだ傷がついていない段階でフロアコーティングをするのが普通です。また、リフォームするときに、一度床をすべて剥がすか、重ねて新しいフローリングを貼る時にコーティングをするのがいいでしょう。この時の費用ですが、これは子ティングの種類によって異なり、全部屋行うのであれば20万円から30万円ぐらいと考えておくべきです。